アルミ鋳物の試作・多品種少量生産、機械加工のことなら

アルミ鋳造·機械加工ソリューション

Produced by カルモ鋳工

お気軽にお問い合わせください

078-991-1414

営業時間/ 平日 8:30〜17:00

技術コラム

鋳物の湯回り不良・湯じわ・湯境の原因とその対策

アルミ鋳物の湯回り不良や湯じわ、湯境でお困りではございませんでしょうか。当社では、様々な工夫とノウハウの蓄積で、湯回り不良・湯じわ・湯境の予防を実現しています。これらの鋳造欠陥のことでお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

湯回り不良・湯じわ・湯境をはじめとした、鋳造欠陥を1冊にまとめた資料を無料でダウンロードいただけます!

>>ダウンロードはこちらから!

湯回り不良・湯じわ・湯境とは

湯回り不良とは

湯回り不良とは、溶融金属が鋳型内を完全に充満できずに、鋳物表面が欠けるなど形状が不完全になることです。「未充填」と呼ばれることもあります。フィンなどの薄肉部や袋状のボス先端部、広い面積の部分などで発生することがよくあります。

湯じわとは

湯じわとは、溶湯が完全に融合せず、鋳物の表面に浅く不規則なしわができてしまう現象です。

湯境とは

湯境とは、溶湯が鋳型内で合流する際、完全に融合できず、鋳物に境目が発生してしまう現象です。表面だけではなく、内部まで境目が貫通していることもあります。

湯回り不良・湯じわ・湯境が発生する原因と対策

湯回り不良や湯じわ、湯境が発生する要因は、以下のように多岐にわたります。

 

・鋳物肉厚が薄すぎる

・湯口方案が悪い

・鋳込み速度が遅い(充填時間が長い)

・鋳込み温度が低すぎる

・鋳型温度が低すぎる

・鋳型のガス抜きの設計が最適化されていない

 

こうした箇所をそれぞれ最適化することで、湯回り不良や湯じわ、湯境を防ぐことができます。

当社が湯回り不良・湯じわ・湯境を防止することができる理由

先述した対策に加え、当社では、シミュレーションによる流動解析や、最新の熱分析による溶湯品質の管理など、様々な工夫とノウハウの蓄積で、湯回り不良や湯じわ、湯境の予防を実現しています。

湯回り不良・湯じわ・湯境を解決した事例

通信機器向けフレーム 湯回り不良解決事例

こちらは、通信機器の製造装置に使用される部品です。

他社で不良率が30%と高く、お困りになっていたお客様からご依頼を受け、弊社に移管頂いた製品です。

製品が全体的に肉厚3mmと薄い為、鋳造時には湯回り不良、熱処理の際に歪み、機械加工の際には薄肉部のビビリ発生と、問題が多い製品でした。

アルミ鋳造・機械加工ソリューションでは、社内で木型から鋳造、機械加工まで一貫生産で対応出来ますので、前後工程で協力しながらひとつひとつ問題を解決し、品質を作り込み、不良ゼロで対応出来ました。

>>製品事例の詳細はこちら

アルミ鋳物の湯回り不良・湯じわ・湯境の解決なら、アルミ鋳造・機械加工ソリューションにお任せください!

今回は、湯回り不良や湯じわ、湯境の原因と対策についてお伝えいたしました。

 

当社では、様々な工夫とノウハウの蓄積で、湯回り不良・湯じわ・湯境の予防を実現しています。また、割れやひけ巣など、様々な鋳造欠陥の解決サービスを実施しています。湯回り不良・湯じわ・湯境をはじめ、鋳造欠陥のことでお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

おすすめの記事

技術資料ダウンロード ご相談・お問合せ
TOP

お問い合わせ・ご相談は、お電話またはメールフォーム より承ります

お気軽にお問い合わせください

078-991-1414

営業時間 / 平日 8:30〜17:00

ご相談・お問い合わせ 技術資料ダウンロード